秋田 角館 ひとり旅 ~武家屋敷通りの桜を見よう~

埼玉幸手の権現堂桜堤ではあいにくの天気だったが、今回は枝垂れ桜で有名な秋田県の角館に行ってきました。晴れるかな、それとも。。。
(※この記事は2017年4月21~23日に秋田をひとり旅したものです。)

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東京から深夜バスで約9時間


今回の旅は浜松町バスターミナルから出発です。浜松町にこんな場所があったなんて、初めて知りました。こじんまりとしたバスターミナルです。

乗車するのは羽後交通のレイク&ポート号。角館到着は朝の7時25分です。乗車時間は約9時間と中々パンチがあり、以前の岩手ドリームらくちん号より2時間も長い。耐えられるかな。

座席は4-B。真ん中の席は窓側の席に比べてシートの間隔が広かったので、思いの外快適でした。しかも後ろの席には誰も座らなかったので、全開でリクライニング。酒臭い人やいびきがうるさい人もいなかったのでラッキーでした。

秋田角館の羽後交通営業所に到着、ありがとうレイク&ポート号。

角館に到着!桜がお出迎え?

まずは羽後交通営業所から歩いて、. 桧木内川堤(ひのきないがわつつみ)ソメイヨシノを拝みに来たのですが。。。

桜が全然咲いてないし、曇ってるじゃないか\(^o^)/オワタ
まだ、武家屋敷の枝垂れ桜があります。こちらは開花宣言されているので大丈夫のはず。。。

こっちも全然咲いてないじゃないか/(^o^)\オワタ
意気消沈しながら、これからどうしようか考えて歩いていたら、なんと。。。

桜、咲いてるじゃありませんか。角館樺細工伝承館の前にある桜だけ綺麗に咲いていました。何故ここだけ?と思いましたが、そんなことはどうでも良いです。早朝なので人もほとんどいません。


お昼頃になると、人もたくさん集まってきました。というよりここしか桜咲いてないので当然ですよね。青空も見えてきて桜が一層映えます。

安藤醸造元で醤油と味噌に魅了される


桜が全然咲いていなかったので、早々と街散策に切り替えました。何か見るところないかなとウロウロ歩いていたら、面白そうな建物を発見。店先には仕込み水もあり、日本酒かなと思って入店。



醤油でした。他にもポン酢、味噌、出汁や漬物も売ってました。


日本酒ではなくてがっかりしていたのですが、店の奥の方に味噌汁、そばつゆや漬物の試食兼休憩コーナーがあり、とりあえず試食。


予想以上の美味しさです。とくにそばつゆを薄めたやつが最高に美味しかった。全く期待していなかったのですが、お土産を大量に買って宅急便で送ってもらいました。

さくら小路 究極の比内地鶏親子丼

そろそろお腹が空いてきたのですが、今回は食べたいものが決まっています。
大泉洋のおにぎりあたためますかの秋田編で紹介されていた、親子丼を食したいと思います。


角館には比内地鶏親子丼を食べられる場所が他にありますが、私はおにぎりあたためますかで紹介されていた「さくら小路」に直行です。


お客が私一人になったので、店内をパシャリ。そう言えば向かいの席で食べてたような気がする。


注文してから間もなくして、究極の比内地鶏親子丼が到着。親子丼と汁物、秋田名物いぶりがっこ、切り干し大根、グレープフルーツになります。この親子丼は比内地鶏の卵を贅沢に3個も使用してあります。比内地鶏はあらかじめ焼いてあり香ばしく仕上げてあります。まさしく究極、こんな親子丼は食べたことがありません。非常に美味しくいただきました。


まだ食べ足りないので、つくね串を追加しました。比内地鶏の卵と比内地鶏のつくねです。卵とつくねの相性抜群です。1食で卵を4つも食べてしまいましたが、気にしない。


レジの前には大泉洋のサイン色紙がありました。

秋田名物 ババヘラ

そもそもババヘラとは何なのか?

販売員を務める中年以上の女性(おばさん)が、金属製の「ヘラ」を用いてコーンへ盛りつけることによる呼び名である。幹線道路そばやイベントの会場近くでしばしば見られる。降雪期を除いた春から秋にかけて販売されるが、一般には夏場に多く出店され、夏の秋田の風物詩となっている。
引用: ババヘラ:Wikipedia

一言で言ってしまえば、秋田名物のアイスみたいです。


角館の辺りでは、至るところでババヘラが売られています。(観光地だから?)


真ん中の黄色はバナナ味、外側の赤色はイチゴ味です。シャーベットのような食感で、さっぱりとして美味しい。食後のデザートとしては申し分ありません。

秋田市内へ向かう



早朝から歩き回って疲れた&桜があまり咲いてないので、予定を繰り上げて秋田市内へ向かいます。JR田沢湖線/JR奥羽本線の在来線よりも秋田新幹線の本数のほうが遥かに多いので、贅沢にも新幹線を使います。

千秋公園


秋田市内にある桜が有名な千秋公園です。こちらは桜がほぼ満開。


園内にある久保田城です。回りに石垣のない国内唯一の城だそうです。


こちらの公園はとにかく花見客が多くて、ひとり旅でゆっくり桜を見ようという感じではなかったです。角館の方が落ち着いて花見ができそうです。うぇーい、うぇーいな感じの大学生や新社会人が多い印象。

本日の宿「東横イン秋田駅東口店」へ


秋田駅東口直結の東横イン秋田駅東口店に宿泊です。宿代6000円とリーズナブルな価格で泊まれました。


岩手のドーミーインと同様に、またしてもダブルベッド。最近のビジネスホテルはダブルベッドが主流なのだろうか?何度でも言います、一人だとデカすぎる。。。

佐藤養助 秋田店 稲庭うどん

折角なので夕飯は秋田名物を食べたいなと思って調べました。きりたんぽ鍋、十文字ラーメン、秋田牛、と色々出てきますが、その中でも「これ食べてみたい」と思ったのがこちら。


秋田駅前の西武の地下にあります。「佐藤養助 秋田店」の稲庭うどんです。調べてみたら東京でも食べられるみたいですが、やはりこういう物は現地で食べないといけません。早速入店です。


選んだのは「二味天せいろ二段」です。画像にはありませんが、さらにうどんが二玉(1玉90g)を時間差で持って来てくれます。つけダレは醤油ベースと胡麻味噌です。どちらも少し薄味でうどん本来の味を楽しむこともできます。メインのうどんですが、最初は素麺のようなものをイメージしていたのですが、全然違いました。しっかりとしたコシとつるりとした感触、今までに食べたことのない麺。4玉なんてあっという間に完食です。もちろん天ぷらも揚げたてサクサクで稲庭うどんとの相性抜群です。非常に美味しくいただきました。

二日目、早々の帰宅


二日目は体調が優れず、早々に帰宅しました。まだ行きたいところもあったため、非常に残念。朝食に駅そばだけでも食べて帰ります。改札前にあった「駅そば しらかみ庵」でいただきます。


とり天そばをチョイス。450円でなかなか美味しいです。


名残惜しいですが、秋田新幹線で東京に向かいます。東京駅まで約4時間と意外と時間がかかります。


昼飯は秋田駅で買った「花膳 比内地鶏の鶏めし」です。秋田 大館駅の駅弁らしいですが、そこはあまり気にしません。


中身はシンプル。蒸鶏、鶏そぼろ、卵を炊き込みご飯の上にトッピング。おかずは、味噌田楽、練り物2種、ごぼうの煮物、漬物。駅弁はやはり電車の中で食べてこそ。電車の中で食べる駅弁って家で食べるより、ずっと美味しく感じますよね。


デザートはスジャータのアイスクリーム。10年ぶりぐらいに食べましたが、相変わらずの美味しさです。

旅のまとめ

ここだけの話、秋田市内辺りから体調が悪くあまり記憶に残っていません。ひとり旅に限らず旅行って知らない土地を回り、楽しい一面、疲れやすくもあると思います。旅は万全の体調で臨むということが身に染みた秋田旅行でした。まだ秋田を満喫したとは程遠いので、近いうちにまた秋田に行きたいと思います。

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