以前令和3年ミントセットのオンライン申込みを忘れてから、造幣局オンラインショップをちょくちょく確認するようになったgoldear@goldear820です。
見逃しはなくなりましたが、欲しい貨幣セットが多く目に入り、今回は「円誕生150周年記念貨幣セット」と「ICDC2020メダル」を購入してみました。
目次
円誕生150周年記念貨幣セット
大阪北区天満にある造幣局本局が明治4年(西暦1871年)に創業してから150周年を記念する貨幣セットになります。
パッケージ右側には蛇腹になっており、円貨幣の説明についてはミントセットよりも詳細に記されています。ギザ十・デザイン変更後の貨幣・デザイン違いの累計発行枚数など記されていて豆知識が増えそうです。
パッケージ左側には貨幣セットのプラケースが収められており、取り外すと現在の造幣局の写真と150周年についての説明が記されています。
写真は造幣局と桜並木が写されています。大阪造幣局の桜並木は「日本さくら名所100選」に選ばれるほど有名で時期になると1週間限定で一般公開されます。一度は見てみたいですね。
肝心の年銘板の表には旧造幣寮鋳造所の正面玄関が採用され、「150th ANNIVERSARY SINCE 1871」と刻まれています。
もちろん、その他の硬貨は令和3年(西暦2021年)製です。
年銘板の裏には製造貨幣の重さを測定するための天秤が採用され、「JAPAN MINT 2021」と刻まれています。
明治9年に製造された天秤が造幣博物館に現存しているようです。現在は電子測量なんですかね?
写真は造幣局の動力を蒸気から電気にするために建造された旧火力発電所の煉瓦壁になります。こちらも造幣博物館に現存しているみたいです。
ICDC2020メダル
造幣局が1998年から開催している「国際コイン・デザイン・コンペティション2020」(以下、ICDC2020)で最優秀賞に選ばれたデザインをメダルにしたものになります。
メダルのデザインがそのままパッケージにも使用されており、とても綺麗なパッケージとなっています。
作品のタイトルは「危機の終息から希望の未来へ」で、2021年になっても全世界で猛威を奮っている新型コロナウイルス(COVID-19)と、日本全国で一時話題になった疫病から人々を守るとされる妖怪「アマビエ」が刻まれています。
メダルが純銀製のため彫りがハッキリしないのですが、「Terminate COVID 19」「Amabie」と刻まれています。
メダルの裏面は「The beginning of the new world 2020」と刻まれた地球に天から「Miracle」「Wisdom」「Progress」「Courage」「Love」「Self-reflection」「Mercy」「Justice」と刻まれた光が射し込むというデザインです。
まとめ
今回は「円誕生150周年記念貨幣セット」と「ICDC2020メダル」を購入してみました。
円誕生150周年記念貨幣セットは造幣局、そして日本貨幣・円の歴史を知ることができる貨幣セットでした。大人になった私でも面白いなと感じることができるし、こういう貨幣の歴史って子どもの自由研究の題材としても良さそう。
ICDC2020メダルは円貨幣としては使用できませんが、年をとってこのメダルを見た時に「あんなこともあったね」なんて言っているのを想像しながら購入しました。未だに先が見えませんが、今はメダルを見ながら耐えましょう。
※毎年発売されるミントセットも購入してます!
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