外付けハードディスクを冷やすケースファンがうるさいので5V駆動にしてみた

前回、外付けHDDケースが非常に熱くなる問題に対して、「ケースファンで冷やせば良いんじゃね」っと安易に考えたgoldear(@goldear820)です。

たしかに冷え冷えの12V駆動の冷却ファンが完成したのですが、いかんせんうるさ過ぎるので5V駆動に変更します。

「5Vで使用するならPC用ケースファンの意味ないじゃん」
「5V駆動のUSB扇風機買った方が安上がり」
とか、そういうのは無しでお願いします(泣)ここまで来たら、もう後には引けません。

前回の記事はコチラ

外付けハードディスクを冷やすために12V駆動ケースファンを外付けしてみた
そろそろ列島も涼しくなり始め、職場のUSB扇風機も御役御免となってきた今日この頃です。 しかし、我が家の外付けHDDケースは死ぬほど熱いです。 今まで気付かなかったが、「HDD壊れんじゃね?」ってくらい熱いです。 大事なデータが吹っ飛ぶのは...
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PWM(Pulse Width Modulation)について

PWM制御について、わかりやすく解説されているページが有りましたので、引用させてもらいました。


PWM(Pulse Width Modulation)とは日本語で「パルス幅変調」といい、PWM制御はオンとオフを繰り返しきりかえることで出力される電力を制御するというものです
引用: dotstud.io

大きいファンを低回転で回すことで、静音性と冷却性を保つという話を自作PC界隈ではよく聞くが、むき出し全開の140mmファンは意外にうるさかったですね。
PCケース内に入れて、CPUが温度センサ値を読み取って、きっちりPWM制御することが重要なんだなと感じました。

今回、冷却ファンはUSBバスパワー5VをDC/DC変換で12Vに昇圧し、PWM制御なし直接駆動しています。引用図でいうところのデューティー比100%の全開駆動です。

ちなみに冷却ファンとして使用している CRYORIG XF140 PWM を全開で駆動させた時、最大回転数1300RPM±10%、騒音レベル23dBAになります。

とりあえず12V昇圧なしにして、5V駆動でファンを動作させてみます。

パーツを追加購入

12V昇圧回路なしのUSB変換ケーブルとして「サンワサプライ ケースファン用USB電源変換ケーブル」を購入。
このケーブルの問題点としては 3pin-USB 変換という点ですね。

XF140 PWM は4pin PWMなので、直接使用することはできません。
なので、4PinPWM-3Pin変換ケーブルとして「親和産業 ファンモータ用変換ケーブル」を追加購入しました。
マニアックな変換ケーブルなのか、amazon, yodobashi などネット通販ではお取り寄せ商品になっていました。

新パーツで組み上げる

XF140PWM 4pin PWMオス -> 親和産業 4pinPWMメス-3pinオス -> サンワサプライ 3pinメス – USB端子 といった感じで接続します。
ただただ、つなぐだけです。

140mmファンは5V駆動しない?


QNAP NASの空きUSBポートから電源をとってみたのですが、見事に動きませんでした。
試しにノートPCからも電源をとってみたのですが、普通に動きました。なぜだ?


もう少し手っ取り早く電源を取るなら、やはりスマホ用の急速充電器ですかね。
最近の急速充電器は電圧電流の出力高めなので、問題ないなく動くはずです。


ANKER PowerPort+ 3 のQC3.0の出力は 3.6-6.5V=2.4A, 6.5-9V=2A, 9-12V=1.5A のパターンを内部制御しています。
とりあえず、充電器経由であれば、低回転でファンは回り始めて、ケースも十分に冷えました。

まとめ

素直にUSB接続5V駆動のファン、USB扇風機を購入した方が手っ取り早いし確実でした。

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